腰痛がひどいとの主訴で来院。両方の腰痛とシビレ感があり、だんだん悪化したので鍼の治療を受けたいという。背臥位で２～３分もできないほど痛みが強く、３回の治療後、病院での検査を勧めた。検査の結果は椎間板（L4-5）がすり減った椎間板症と言われたとのことだったので、治療方針を調整しながら鍼灸、吸玉などを組み合わせて治療を続けました。だんだん5分、10分、20分、30分と背臥位できるようになり、現在は完全に正常の姿勢で睡眠もとれるし、痛みもシビレも全くなく仕事も正常にできる「臨床治癒状態」になりました。（病理的に治癒したかどうかは病院の検査を受けないと不明）